「MAXHUBの選び方が分からない」「どのシリーズ・サイズが自社に合うのか判断できない」
多くの経営者・情シスが必ず直面する悩みです。
本ガイドでは、6本の基礎記事では触れきれなかった“選定のロジック”に特化し、
導入前に絶対押さえるべき3つの判断基準を整理します。
- MAXHUB選定で最重要となる「3つの原則」
- 原則①|用途(Use Case)を正しく定義する
- 原則②|部屋に合わせて“最適サイズ”を選ぶ
- 原則③|設置方式で“使われるかどうか”が決まる
- シリーズ選定の全体像|まず“用途と価値基準”で分岐する
- 結論|シリーズ選定のシンプルな判断式
- Vシリーズ|最も選ばれる“標準モデル”
- Xシリーズ|“見栄えと品質”を求める企業のためのハイエンド
- Eシリーズ|コスト最優先の大量導入モデル
- シリーズ選びの最適解(総括)
- MAXHUBのサイズ選定は“視認距離×用途”で決まる
- 視認距離で選ぶ|最適サイズ一覧表(実務ベース)
- 用途別で変わる “最終判断”
- 部屋タイプ別|ベストサイズ診断
- よくある“失敗例”と回避方法
MAXHUB選定で最重要となる「3つの原則」
MAXHUBを正しく選ぶためには、次の3つの要素が最重要です。
- ① 用途(Use Case)= 何に使うのか?
- ② 画面サイズ = 部屋の広さ×視認距離
- ③ 設置方式 = 壁掛け/スタンド/固定
この3つは「価格」よりも重要で、ここを誤ると導入後の評価が大きく下がります。
特に用途定義が曖昧なまま導入すると、以下のような失敗が起きます。
よくある失敗例
- 本当は書き込み中心なのに、表示品質重視のモデルを選んでしまう
- 75インチで十分なのに86インチを入れて圧迫感が出る
- スタンド型にした結果、動線が塞がって使われない
これらの失敗は用途(Use Case)の定義不足が原因です。 まずはここから正しく整理していきます。
原則①|用途(Use Case)を正しく定義する
MAXHUBの選び方は「用途の洗い出し」からすべてが始まります。 用途は大きく次の6つに分類できます。
- ① 資料レビュー(PDF・PowerPoint)
- ② ホワイトボード/アイデア整理
- ③ Web会議(Zoom/Teams/Meet)
- ④ 営業・採用など外部向けプレゼン
- ⑤ ハイブリッド会議(オンライン+対面)
- ⑥ データ表示(ダッシュボード・KPI)
この用途分類によって、シリーズ・サイズ・カメラ構成がほぼ決まります。
▼ 用途別の適正モデル(ロジック)
| 用途 | 推奨モデル | 理由 |
|---|---|---|
| 資料レビュー | Vシリーズ/Xシリーズ | 画面の鮮明度と操作性が重要。色再現性も必要。 |
| ホワイトボード活用 | Vシリーズ | 書き心地・反応速度が最もバランス良い。 |
| Web会議 | Vシリーズ/Xシリーズ | カメラ・マイク性能が重要。 |
| 来客・採用プレゼン | Xシリーズ | ブランディング性や見栄えを重視する場面。 |
| ハイブリッド会議 | Vシリーズ以上 | 多画面表示・カメラ性能が必要。 |
| データ表示 | 75インチ以上 | 細かい数値を見ながら議論するため。 |
「何のために使うのか」を明確にすることで、
シリーズ・サイズ・設置方式が“自動的に”決まるのがMAXHUB選定のロジックです。
原則②|部屋に合わせて“最適サイズ”を選ぶ
MAXHUB選びで最も失敗が多いポイントがサイズ選定です。 結論からいうと、以下のロジックで判断します。
▼ 部屋別の推奨サイズ(最適解)
| 部屋 | 適正サイズ | 理由 |
|---|---|---|
| 社長室 | 65 / 75 インチ | 視認距離が近く、ホワイトボード利用が多いため。 |
| 応接室 | 65 / 75 インチ | 来客・採用など“見栄え×実用”のバランスが必要。 |
| 一般会議室 | 75 インチ | 4〜8名利用のスタンダードサイズ。 |
| 役員会議室 | 86 インチ | 視距離が長く、画面の視認性が最重要。 |
サイズ選定の精度は、会議体験そのものを左右します。 特に「86インチを入れたが大きすぎる」という失敗は非常に多いため注意が必要です。
原則③|設置方式で“使われるかどうか”が決まる
設置方式は、シリーズよりも重要です。 理由は、設置方式を誤ると「そもそも使われなくなる」からです。
▼ 設置方式の判断基準
- 壁掛け:固定利用/見栄え重視/社長室・応接室向け
- スタンド:複数部屋で利用/レイアウト変更が多い企業
- 据置き:大型サイズでの安定性重視
特に社長室・応接室は壁掛け一択といっても過言ではありません。 配線・見栄え・操作性のすべてが最適化されるためです。
Part2では、「シリーズ別の特徴と選定ロジック」を詳しく解説します。
シリーズ選定の全体像|まず“用途と価値基準”で分岐する
MAXHUBは大きく Vシリーズ(標準)/Xシリーズ(上位)/Eシリーズ(廉価) の3シリーズに分類されます。
この記事では、スペック比較ではなく経営判断に必要な“選定ロジック”にフォーカスして整理します。
結論からいうと、選定ロジックは次の3軸で決まります。
- ① 重要な部屋かどうか(役員・来客・商談・採用)
- ② 使う用途(書く/映す/話す のどれを重視するか)
- ③ ブランディング・見栄えを重視するか
この3軸で整理すると、シリーズ選定は次のように“自動的に決まる”ようになります。
結論|シリーズ選定のシンプルな判断式
▼ シリーズ選定ロジック(最短版)
- Vシリーズ:最もバランス型。8割の企業はこれで最適解。
- Xシリーズ:来客・採用・IR・役員会など“見栄え+鮮明さ”が重要な部屋。
- Eシリーズ:価格重視。複数の会議室へ一括導入する場合に最適。
ここからは、経営判断に必要な「シリーズの本質的な違い」を解説していきます。
Vシリーズ|最も選ばれる“標準モデル”
MAXHUB全シリーズの中で、最もバランスの取れた主体モデルです。 迷ったらまずVシリーズを選ぶという判断で間違いありません。
▼ 特徴(経営判断向けまとめ)
- 書き心地・反応速度が最も安定している
- Web会議向けのカメラ・マイク性能が十分
- 価格と機能のバランスが最適
- 社長室・応接室・一般会議室に対応する万能型
▼ 適した用途
- 資料レビュー(PDF・PowerPoint)
- ホワイトボード(赤入れ/アイデア整理)
- Web会議(Zoom/Teams/Meet)
- 日常的な社内会議
▼ 推奨する企業・部屋
- 都内のIT企業・スタートアップ
- 社長室/応接室/一般会議室
- まず1台導入して“使い勝手”を試したい企業
- 目的が「書く・映す・話す」の全方位
- 初回導入で失敗できない企業
- 予算・ブランディングのバランスを重視
Xシリーズ|“見栄えと品質”を求める企業のためのハイエンド
Xシリーズは、デザイン性・表示品質・カメラ性能を強化した上位モデルです。 特に見せる空間と相性が非常に良いのが特徴です。
▼ 特徴(経営判断向けまとめ)
- デザイン性が高く、部屋の印象が大幅に向上
- カメラの画質・マイク性能が最上位
- IR資料・グラフ・デザイン資料の表示が鮮明
- ブランド訴求の強い空間に最適
▼ 適した用途
- 採用面接(カルチャー訴求)
- 来客商談・IR・投資家面談
- ハイレベルなオンライン会議
- ショールームでのデモ
▼ 推奨する企業・部屋
- 役員会議室
- ショールーム/エントランス併設型会議室
- 採用を強化したいスタートアップ
- 投資家・金融機関対応が多い企業
“見栄えが成果に直結する”企業はXシリーズ一択
採用率、受注率、投資家からの印象が向上するため、 Xシリーズは“費用対効果が直で出る投資”になりやすいです。
Eシリーズ|コスト最優先の大量導入モデル
Eシリーズは、価格を抑えつつ最低限のIFP機能を搭載したエントリーモデルです。 「まずは複数の会議室に配備したい」という企業に向いています。
▼ 特徴(経営判断向けまとめ)
- 価格が最も安く導入しやすい
- 基本的なホワイトボードと投影機能は十分
- 複数台導入・トライアル導入向け
▼ 適した用途
- 日常会議の資料投影
- ホワイトボードの代替
- プロジェクト室・多目的室
▼ 推奨する企業・部屋
- 会議室が多い企業
- まず低コストで全社に広げたい企業
- 利用頻度が低い部屋のサブディスプレイ用途
シリーズ選びの最適解(総括)
シリーズ選びをまとめると、次の結論になります。
▼ シリーズ選定まとめ
- Vシリーズ:8割の企業が最適。迷ったらこれ。
- Xシリーズ:見栄え・来客・採用・IRを重視する企業。
- Eシリーズ:複数台導入・コスト重視。
Part3では、「サイズ選定の完全ロジック(視認距離×用途)」を解説します。
MAXHUBのサイズ選定は“視認距離×用途”で決まる
MAXHUBのサイズ選びでもっとも重要なのは、
「部屋の広さ」ではなく “視認距離(目から画面までの距離)” です。
さらに、資料の種類(文字中心/図表中心/映像中心)によっても最適サイズは変わります。
この記事では、営業現場でも実際に使用しているサイズ選定ロジックを公開します。
視認距離で選ぶ|最適サイズ一覧表(実務ベース)
| 視認距離の目安 | 推奨サイズ | 向いている部屋 |
|---|---|---|
| 1.5〜2.0m | 55インチ | 社長室、応接室、小会議室 |
| 2.0〜3.0m | 65インチ | 4〜8名会議室、打合せスペース |
| 3.0〜4.0m | 75インチ | 役員会議室、中規模会議室 |
| 4.0m以上 | 86インチ | 大会議室、研修室 |
▼ 結論(実務ベース)
6割の企業が 65インチ を選択。
役員会議室やメイン会議室は 75インチ が最も満足度が高い。
用途別で変わる “最終判断”
▼ ① Web会議中心(Zoom / Teams / Meet)
- 人物の表情・スライドが中心 → 65〜75インチ
- IR資料や精細グラフが多い企業 → 75インチ以上
▼ ② 資料レビュー中心(PDF / PowerPoint)
- 文章量が多い資料 → 65〜75インチ
- プロジェクト室・エンジニアチーム → 75インチ推奨
▼ ③ ホワイトボード中心(書き込み量が多い)
- 1〜2名で使用 → 55〜65インチ
- 複数名でアイデア共有 → 75インチ
部屋タイプ別|ベストサイズ診断
▼ 社長室・応接室
- 55〜65インチが最適
- 視認距離が短く、見栄えと操作性を両立
▼ 一般会議室(4〜8名)
- 65インチが最も満足度が高い
- 資料/会議のバランスが良い万能サイズ
▼ 役員会議室・経営会議室
- 75インチがベスト
- IR資料、予算資料など精細さが求められる
▼ 大会議室・研修室
- 86インチが定番
- 遠距離からでも読みやすい視認性
よくある“失敗例”と回避方法
▼ 失敗①:65インチを「大きすぎる」と思って55インチにする
実際に設置すると「想像以上に小さい」という声が非常に多いです。
→ 「大きすぎる」より「小さすぎる」の方が失敗の影響が大きい
▼ 失敗②:会議室の奥行きを考慮せずに決める
奥の席の視認性が下がり、利用率が低下するケースがあります。
▼ 失敗③:社長室だけ55インチにして後悔
社長室は役員会議/投資家面談にも使われるため、 65インチ以上を推奨します。
Part4では、「見積り比較の落とし穴/保守・リースの正しい選び方」を解説します。


