「MAXHUBの保証はどうなっている?」「壊れた時は誰が対応する?」
導入を検討する経営者・情シスが必ず気にするポイントです。
本ガイドでは、標準保証・代理店サポート・リース中の故障対応・設置後のトラブル対応まで、
導入後の不安をゼロにするための“本当の運用実態”を整理します。
- MAXHUBのサポート体制|“誰が何を担当するか”の全体像
- 標準保証の内容|メーカー保証は“3年”が基本
- 一次代理店と販売店の違い|最重要ポイント
- よくあるトラブルと発生要因
- 故障発生時の対応フロー|“誰に連絡すべきか”が明確
- リース契約時の保証・故障対応
- よくある故障ケース(実例ベース)
- 販売店サポートで変わる“運用品質”
- MAXHUBの保証の基本構造|「メーカー保証」と「販売店サポート」
- 標準メーカー保証のイメージ
- 延長保証を検討すべきケース
- 保守プランの代表的なパターン
- 保守・現地サポートの費用感(目安)
- どこまで保守対象にするか?(カバー範囲の決め方)
- MAXHUB導入の見積り比較で“絶対に外してはいけない”5項目
- 販売店選びで重要な7つのチェックポイント
- 見積りで失敗する典型パターン(必ず避けるべき)
- 経営者のための“発注ロジック”|正しい意思決定の順番
MAXHUBのサポート体制|“誰が何を担当するか”の全体像
MAXHUB導入後の運用は、次の3つのサポートレイヤーで構成されています。
- ① メーカー保証(CVTE / MAXHUB) … ハードウェア保証
- ② 一次代理店(日本正規総代理店) … 修理受付・交換判断・技術サポート
- ③ 販売店(SIer / IT導入業者) … 設置・設定・導入支援・問い合わせ窓口
▼ 結論:導入後の満足度は“販売店の実力”で決まる
MAXHUBはハードが強固なので故障は多くありません。
しかし実際のトラブルの7割は「設定・ネットワーク・周辺機器」です。
つまり販売店のサポート品質が導入成功を左右します。
標準保証の内容|メーカー保証は“3年”が基本
日本で正規流通しているMAXHUBは、標準で3年保証が付帯しています。
▼ 標準保証でカバーされる内容
- 本体ハードウェアの故障(自然故障)
- パネル(表示部)の不具合
- 基盤・電源ユニットなどの故障
いずれも無償修理・交換が基本です。
▼ 対象外となるケース
- 過失による故障(落下・衝撃・水濡れ)
- 設置工事の不備による不具合
- ネットワークや外部システム要因のトラブル
特に「外部機器・ネットワーク起因のトラブル」は多いため、販売店のサポート体制が重要になります。
一次代理店と販売店の違い|最重要ポイント
MAXHUBは国内で2社の一次代理店が流通を管理しています。 販売店はその下に複数存在し、導入支援や技術サポートを担当します。
▼ 一次代理店が担うこと
- メーカーとの連携
- 修理判断の一次受付
- 交換・部材手配
- 技術情報の提供
▼ 販売店が担うこと
- 設置場所の事前調査
- 壁掛け/スタンド設置工事
- 初期設定(ネットワーク・アプリ・アカウント)
- 社内説明・マニュアル作成
- 導入後の問い合わせ対応
同じMAXHUBでも、販売店によってサポート品質は大きく変わります。
特に壁掛け工事・ネット設定・Web会議の最適化は、経験差が出る領域です。
よくあるトラブルと発生要因
導入後に最も多いのは、実は「ハード故障」ではありません。
▼ トラブル頻度TOP5
- ネットワーク設定が適切でない(プロキシ/FW/VLAN)
- Teams/Zoomのマイク設定が正しくない
- カメラ認識エラー(USB接触/OPS起因)
- HDMIケーブルの不具合(品質/長さ)
- 書き心地の不満(保護フィルム未剥離/設定未最適化)
つまり大半は“機器故障ではない”ため、 導入後の安定運用には販売店のフォローが不可欠です。
Part2では、「故障時の対応フローとリース契約の注意点」を解説します。
故障発生時の対応フロー|“誰に連絡すべきか”が明確
MAXHUBの故障や不具合が発生した際は、次の3ステップで対応します。 この流れを知っておくと、導入後の不安はほぼゼロになります。
▼ STEP1:販売店へ連絡(一次窓口)
- 症状のヒアリング
- ネットワーク/アプリ/設定の切り分け
- リモート or 現地での初期診断
ここでハード故障か設定起因かを切り分けます。 最も重要なのは「販売店が技術的に強いかどうか」です。
▼ STEP2:一次代理店(正規代理店)による判断
- メーカー保証の適用可否
- 交換・修理の判断
- 部品・本体手配
正規代理店ルートで購入した場合は、交換スピードが早いのが特徴です。 並行輸入品はサポート対象外のため注意が必要です。
▼ STEP3:部材交換/本体交換
- エンジニア派遣(必要に応じて)
- パネル交換・本体交換
- 再設定・テスト
正規ルートであれば、交換リードタイムは最短で数日です。
リース契約時の保証・故障対応
MAXHUBは5年リース
▼ リース中の故障対応(要点)
- 自然故障 → メーカー保証(無償修理/交換)
- 過失故障 → リース会社の保険 or 実費修理
- 盗難 → リース会社の保険/実費負担
リース中は「所有権=リース会社」になるため、 故障の際は販売店 → 代理店 → リース会社で連携しながら進みます。
よくある故障ケース(実例ベース)
導入企業で発生しやすい故障(実際の現場起因)をまとめます。
▼ ケース1:電源が入らない
- コンセントの接触不良
- 電源ユニットの故障(メーカー保証対象)
- タップの容量不足による過電流
▼ ケース2:画面が真っ暗/映らない
- パネル故障(交換対象)
- OPS側のトラブル
- HDMIの断線/品質不良
▼ ケース3:カメラ・マイクが認識しない
- USBケーブルの接触不良
- Teams/Zoom側の設定問題
- USB電力不足
▼ ケース4:書き心地が悪い
- 保護フィルム未剥離
- ジェスチャー誤認識設定
- 湿度環境
これらの多くはハード本体の故障ではなく設定起因なので、 導入後のサポート体制が重要になります。
販売店サポートで変わる“運用品質”
故障率は低いMAXHUBですが、導入後の満足度を左右するのは販売店の技術力です。
▼ 技術レベルが低い販売店の典型
- 壁掛け工事の設計ミス(高さ・補強・位置)
- ネットワーク設定に弱い
- Teams/Zoom運用の最適化ができない
- オンライン会議時のトラブル対応が遅い
▼ 技術レベルの高い販売店の特徴
- 現場調査を丁寧に実施
- 配線・ネットワーク・OPSの最適化
- 利用部門の“実利用”を想定した設定
- 導入後の問い合わせに即日〜48h以内対応
▼ 結論
MAXHUB導入後の安定運用は、機器本体より“販売店の実力”で決まる。 これが現場で見てきた共通点です。
Part3では、「延長保証・保守オプション・現地サポートの費用相場」を解説します。
MAXHUBの保証の基本構造|「メーカー保証」と「販売店サポート」
MAXHUB導入時に押さえておくべき保証スキームは、大きく以下の2層構造です。
- ① メーカー保証:MAXHUB本体に対する標準保証(一定期間の無償修理/交換)
- ② 販売店・代理店の独自サポート:オンサイト対応・設定サポートなどの運用サービス
経営者視点で重要なのは、「どこまでがメーカー保証の範囲で、どこからが有償保守なのか」を事前に整理しておくことです。
標準メーカー保証のイメージ
モデルや販売チャネルによって細かな条件は異なりますが、一般的な標準保証の考え方は次の通りです。
| 項目 | 内容イメージ | ポイント |
|---|---|---|
| 保証期間 | 3年間(機種・販売ルートによって変動) | 期間中の自然故障は無償修理/交換。 |
| 対象範囲 | 本体・パネル・内部部品・付属品の一部 | スタンド・壁掛け金具は別扱いの場合も多い。 |
| 対象となる故障 | 通常利用時に発生した自然故障 | 雷・水濡れ・落下などの過失事故は対象外。 |
| 対応方法 | センドバック修理 or 本体交換 | オンサイト作業費は別料金となることが多い。 |
つまり、「自然故障はメーカー保証」「設置・移設・設定は販売店サポート」と理解すると分かりやすくなります。
延長保証を検討すべきケース
標準保証期間を超えてカバーするのが延長保証です。 すべての企業に必須ではありませんが、以下の条件に当てはまる場合は積極的に検討する価値があります。
▼ 延長保証導入をおすすめするケース
- リース期間が5年で、標準保証が3年の場合
- 社長室・役員会議室・重要来客スペースなど、ダウンタイムの影響が大きい部屋
- 年間の利用頻度が高く、会議の「要(かなめ)」になっている会議室
- 社内に代替機がなく、故障時のリスクヘッジが必要な場合
▼ 延長保証の一般的な設計イメージ
| 項目 | 延長保証あり | 延長保証なし |
|---|---|---|
| 保証期間 | 5年(標準3年+延長2年など) | 標準3年のみ |
| 期間中の自然故障 | 無償修理/交換 | 4年目以降は実費 |
| 費用インパクト | 導入時に数%〜10%前後上乗せ | 万一の交換時に本体価格の多くを負担 |
特に1台あたり100〜200万円クラスの設備であるMAXHUBは、 「4〜5年目にパネル故障 → 本体交換」というリスクに備える意味で、延長保証は経営的に合理的な選択となるケースが多いです。
保守プランの代表的なパターン
販売店・代理店が提供する保守プランは、一般的に次のような構成になります。
| プラン | 内容 | 向いている企業 |
|---|---|---|
| ライトプラン | メール・電話サポート/リモート対応/基本Q&A 故障時は都度スポット対応 | 利用頻度が低い会議室/ITリテラシーが高い企業 |
| スタンダードプラン | ライト+年1回の点検/システムアップデート支援/ 簡易トレーニング | 複数部屋でMAXHUBを活用する一般企業 |
| プレミアムプラン | スタンダード+オンサイト対応/代替機提供(条件付き)/ 役員会議前の事前チェック | 役員会議・IR・採用でMAXHUBをフル活用する企業 |
ポイントは、「保守プラン=“保険”ではなく“運用サポート”」として捉えることです。 社内の会議体がMAXHUB前提に変わるほど、スタンダード〜プレミアムプランの価値は大きくなります。
保守・現地サポートの費用感(目安)
実際の金額は構成・台数・契約条件によって変わりますが、目安となるイメージを整理します。
| 内容 | 費用イメージ | 備考 |
|---|---|---|
| 延長保証(+2年) | 本体価格の 5〜10% 前後 | 導入時一括 or リース料に含めるパターンあり。 |
| ライト保守(電話・リモート中心) | 月額 数千円〜 / 台 | 問い合わせ頻度が低い企業向け。 |
| スタンダード保守(年次点検付き) | 月額 1〜2万円前後 / 台 | 年1回の点検・設定見直しを含む。 |
| プレミアム保守(オンサイト・代替機) | 月額 2〜4万円前後 / 台 | 役員会議室・ショールーム向け。 |
| スポットオンサイト対応 | 1回あたり 数万円〜+交通費 | 保守契約なしの場合の単発対応。 |
重要なのは、「年額×台数」ではなく「会議停止リスク×復旧時間」で判断することです。 重要会議が止まったときの機会損失を考えると、プレミアム保守の投資対効果が見えてきます。
どこまで保守対象にするか?(カバー範囲の決め方)
MAXHUBの運用では、本体以外にもさまざまな要素が関わります。
- MAXHUB本体
- OPS(内蔵PC)
- Web会議用アカウント(Zoom/Teams など)
- Wi-Fi・有線LANなどネットワーク
- 外付けカメラ・マイク・スピーカー
- クラウドストレージ・議事録ツール
これらを「どこまで販売店に任せるか」が保守範囲設計のポイントです。
▼ 保守範囲のよくある分け方
- パターンA:MAXHUB本体とOPSまで(ネットワークは社内IT)。
- パターンB:MAXHUB+Web会議環境まで(アカウント設定も含む)。
- パターンC:会議室全体のインフラ(ルーター・配線・クラウドまで一括)。
経営者としては、「社内で見切れる範囲」と「パートナーに任せる範囲」を明確にしたうえで保守プランを選ぶのが得策です。
「自社のリスクに合った保守プランを提案してほしい」方へ
会議室の重要度・利用頻度・リース条件を共有いただければ、
延長保証・保守プラン・オンサイト対応を含めた最適構成をご提案します。
Part4では、「具体的な見積もり比較のポイントと、販売店選定時のチェックリスト」を解説します。
MAXHUB導入の見積り比較で“絶対に外してはいけない”5項目
MAXHUBの見積りは、販売店ごとに構成・記載方法・保証条件がまったく異なるため、 「同じ構成に見えて中身が違う」ということが頻繁に起きます。 正しい見積り比較を行うためには、次の5項目の整合性を確認する必要があります。
| 確認項目 | 見るべきポイント | 落とし穴例 |
|---|---|---|
| ① モデル/シリーズの完全一致 | V / X / E の世代・型番が同じか | 型番が“前年モデル”で見積単価だけ安い |
| ② OPS(内蔵PC)の有無・仕様 | CPU / メモリ / ストレージ仕様が記載されているか | OPSなし → Web会議の動作が不安定になる |
| ③ 設置方式・取り付け費の有無 | 壁掛け金具/スタンド/配線工事の明細 | 「設置費込み」と書いてあるが壁掛けは別料金 |
| ④ 延長保証・保守の範囲 | 保証期間/オンサイト有無/代替機提供の有無 | 保証が“センドバック対応のみ”で実質使えない |
| ⑤ リース見積りの条件 | リース期間/金利/残価/中途解約条件 | 「月額は安い」が総支払額が高額になる |
この5項目を揃えない限り、見積比較は「数字だけの比較」になり、必ず誤った判断につながります。
販売店選びで重要な7つのチェックポイント
MAXHUBは「買って終わり」ではなく、運用前提の設備です。 そのため、販売店選定は価格より重要な経営判断になります。
| チェック項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| ① 導入実績 | 社長室・役員会議室・ショールームなどへの導入経験があるか |
| ② 設置工事の品質 | 配線処理、壁掛け金具の選定、動線配慮などプロ設計ができるか |
| ③ Web会議の設定サポート | Zoom/Teams/Meetの最適設定まで支援できるか |
| ④ 保守・延長保証の質 | オンサイト可否/代替機の有無/復旧時間の提示があるか |
| ⑤ OPS仕様の適正提案 | 用途に合ったCPU/メモリで提案されているか |
| ⑥ 導入後の研修 | 社長・役員向け操作説明会ができるか |
| ⑦ 価格の透明性 | “なぜその価格になるのか”をロジカルに説明できるか |
特に MAXHUB は「使われる・使われない」が企業価値に直結するため、 導入後の運用サポートまで対応できる販売店を選ぶことが重要です。
見積りで失敗する典型パターン(必ず避けるべき)
▼ よくある失敗①:本体価格の安さだけで選ぶ
安い見積りの多くは、型落ちモデル/OPSなし/設置費別です。 導入後にWeb会議が不安定になり、結果的に高くつくケースが多数あります。
▼ よくある失敗②:壁掛けとスタンドで価格比較してしまう
壁掛けは工事費込み、スタンドは工事不要のため、 表面的な価格差では比較できません。
▼ よくある失敗③:延長保証なしのリース契約
リースが5年でも保証が3年のまま → 4〜5年目に故障すると実費で本体交換(100万円〜)
▼ よくある失敗④:保守範囲の曖昧さ
「保守込み」と書いてあるが、実際はメール対応のみで現地出張は別費用。 重要会議前にトラブルが起きても復旧が間に合わないケースもあります。
経営者のための“発注ロジック”|正しい意思決定の順番
MAXHUB導入で迷ったときは、次の順番で判断すると失敗しません。
- ① 用途定義(Use Case) 書く/映す/話すのどれを重視するか。
- ② 部屋の寸法・視認距離 サイズは用途×距離で決まる。
- ③ 設置方式 壁掛けか、スタンドかで使われ方が変わる。
- ④ シリーズ/モデル V/X/E の最適解を選ぶ。
- ⑤ OPS仕様 Web会議の安定性を決める最重要ポイント。
- ⑥ 保守・延長保証 3年以降のリスクをどうヘッジするか。
- ⑦ 販売店選定 設置品質・サポート品質で最終判断。
この順番で判断すれば、導入後の満足度は大幅に向上します。
「見積り比較・構成相談をプロに任せたい」方へ
図面・用途・来客頻度・リース条件を共有いただければ、
最適なシリーズ/サイズ/OPS構成/保守プランを総合設計した上で、
比較すべき見積りポイントまで含めてサポートします。
以上で Part4(最終パート)です。 この4部構成で、MAXHUB導入における「価格」「構成」「保証」「販売店選定」まで、 経営判断に必要な全要素を網羅しています。


